2007年06月17日

床ずれの治療

※いつもよりさらに長くてすみませ〜んあせあせ(飛び散る汗)

床ずれをどう治療するべきか、迷う人多いと思うんです。私も御多分に洩れず…でした顔(汗)
まあ専門的な知識や考えは検索で調べてもらうとして(をい)、実践してるひとりの見解として、少し治療方法に触れてみたいと思います。

 ※追記(念のため):あくまでも個人的に調べた範囲内で、素人の私が感じたこと思ったことを書いてるだけです。ほくとに施してる治療法なども根拠はありません。鵜呑みにしないでくださいね〜あせあせ(飛び散る汗)

ほくとの床ずれ(褥瘡)が危険状態になった頃から、私は連日治療についてネットで調べました。
それは、人間でも床ずれの確たる治療方がないのは知ってたから。(しかも、その治療に長期間かかるというのは定説)
ところが、ところです!!
「消毒をしてとにかく乾かせ!」っていう、大昔から言われてる床ずれの治療とは対照的に、今では「消毒はするな、乾かすな」てな治療方法があるexclamation×2
……全くの正反対がく〜(落胆した顔)
思わず「どーしろっちゅーねんあせあせ(飛び散る汗)」とPCに向かって叫んでしまった(笑)

で、調べまくりましたよ。いくつもサイトを練り歩き、専門家の考えを読み、老犬介護をしていた方が行った実践方法なども参考にしました。
湿潤療法はこれまでの治療をひっくり返すため、まだまだ支持派が少ないのか、中には消毒すると治らない、とまで言い切る人もいる。それはさすがにどうかと…。バッド(下向き矢印) (私が子供の頃に受けてきた治療はいったい…てな話じゃありません?)逆に、湿潤治療を真っ向から全面否定する医者もいる。どちらにおいても、そこまで意固地になる医者に診てもらうのは嫌だなあ。
だって、どんな方法であれ、「完治したっていう事実が、治療する側にとっての真実」だと、私は思うんだけど。←曖昧じゃダメ?(笑)
でも、どっちの治療でも個体に適合すれば治るのは確かです。
素人治療で、イソジンやオキシドール等で消毒をしたりしても、治るワンコは治る。逆に傷口洗って乾燥しないように塞ぐだけでも、治るワンコは治る。(あたり前っちゃあ、あたり前か顔(汗)

ちなみに、乾燥と湿潤の一番の差はどこにあるかっていうと…
適合すれば湿潤治療のほうが短期間の完治が見込める、ってことですねGood
というのも、消毒が個体の治癒力の妨げになってるらしいたらーっ(汗) だから、消毒をすると完治までに時間がかかる(時間はかかるけど、治らないってことではない)
もうひとつの違いは治療代。
床ずれの自宅治療の場合、湿潤治療だと、傷口を洗ってラップや穴あきビニール袋を代用して傷口を保護するだけだから安上がり。

これだけ書くと、じゃあ、湿潤治療したほうがいいじゃん、と思いますよね。私もそう思いました。
が!そうは問屋が卸さない。
まずは、獣医さんの場合、湿潤治療の専門家が少ないってこと。(治療指導を直接受けられない)近くの動物病院に専門の先生がいてくれたら万々歳。でもいない場合がほとんど。(うちのかかりつけの病院も専門外)
つってもね。
湿潤治療の方法はサイトでいくらでも調べられます。(治療自体は簡単だし)ただ、注意点の説明を怠ってるサイトもある。そのため、素人判断で人の床ずれ治療をして、悪化したケースがいくつもあるようです。情報過多だからこそ、自分で選別する目ももたいないとね。
じゃあ、最大の注意点とは。
湿潤治療(ラップ療法)では、”素人判断で密閉方法を選択してはイケナイ”場合も存在するってこと。それは患部が膿んでたり感染してたりする時。この場合は抗生物質の投与なども含め、適応した獣医さんの治療を同時に行う必要があります。
……あなたは、患部の診断に自信もてます??(誰がみてもキレイな患部なら別だろうけど…)
私は無理でした。顔(汗) 膿は全く含まれてないか感染してないかなんて、素人が判断できるわけがありません。特にほくとの場合、最初の頃は浸出液も多く、ドロンとしてたため、膿が含まれてる可能性が否めません。それに、大腿部なので足を持ち上げると傷口から覗く筋肉の位置がズレるんですが、奥のほうが黒っぽくなってるのも気になってだしね。
これらの症状を確認してたので、私は悪化の可能性がある湿潤治療は断念しました。(かかりつけの先生に湿潤治療を試したいとお話して、患部を診てもらっても良いと思います)

とはいえ、消毒して乾燥させる治療にも疑問がありました。←最初に病院行った頃はグジグジをとらなきゃって思ったんだけど、途中で、あれ?って思った。
1番の疑問は、患部を乾燥させる必要がどこからきてるのか、ってこと。
床ずれの場合患部から覗いてるのは筋肉。筋肉は乾燥してないのがあたり前なんだから、乾かすのってなんかおかしい…って思ったんです。
消毒に関しても、寝たきりになったほくとが腕の付け根に傷を負った時(ハーネスをつけたまま持ち上げてたため、擦れてバックリ)塗ったのは化膿止めの塗り薬だけ。消毒なんかしなかったけど、完治した後は傷口もキレイさっぱり消えてるし。床ずれ治療の粉末剤はもらった時、先生からも消毒の話はでなかった。てなわけで、消毒も必要ないだろうと判断。(もしかしたら、粉末に入ってるかもしれないけど…たらーっ(汗)

「ラップもだめ、乾燥もダメならどんな治療をするつもりだよ」
そう言われるのはごもっとも。
実はワタクシ、湿潤治療と個人の実践方法を参考にして独自の治療を考えました。(数日間は、方法が定まらずに右往左往しながらでしたが)
むろん、患部の状態を確認しながら。

半月ほど施してる治療法。

1:まず傷口をぬるま湯で軽く洗う。
2:清浄綿&ティッシュで余分な水分を拭って、周囲の汚れも拭う。(周辺の毛が浸出液で固まったりしたら水で柔らかくして、アルコール綿で消毒したクシでそっと梳かす)
3:患部に抗生物質の粉末をかけてから、床ずれ治療用の粉末をかける。床ずれ治療用は、周囲の皮膚全体に(効果があるかは不明だが、洗浄の際、皮膚に残った水分によるムレ防止のため)
4:生理用ナプキン(夜用36mm)を開いて、患部を保護できるサイズ(大きめ)にカット。ナプキンの折り目を、大腿部の一番骨のでている部分にあわせて傷を保護し、テープでとめて終わり。

まあ、要するに”双方のオイシそうなとこどり”ってヤツです。
ちなみに、生理用ナプキンは、浸出液が多い時はとくに役立ちます。(ガーゼと違って逆戻りしないし)
また、ほくとのように大腿部の場合は、一番高い位置ナプキンの折り目をあてて毛の上からテープで留めてあげると、表面は傷口から少し浮いた状態にあります。(外すときも傷口に張りつかない)
傷口に完全に触れてないため、取り替えても患部の潤いは持続したままであることが確認できます。(傷口を下にしてる時は触れてると思うけど、防止マットを使ってるため、多少は軽減されてるかもしれません)

薬に関しては、ほくとの栄養面を考えて使用した方が良いと判断。仮に食欲があって栄養面がバッチリなら、耳血腫のために飲んでいた抗生物質だけで問題なかったと思ったからです。

では、ここまでの状況を実際の写真で。
傷の写真なのでサムネイルです。携帯サイズでみる場合は写真をクリックしてください。

5/22にぽっかり穴が開いてしまった。(5/27の日記に写真掲載)

↓5/31にはもうひとつ小さい穴が!
この頃から傷口を清浄面で拭うだけの方法から、洗浄する方法に切り替えた。
img077(5/31)

↓小さい穴まで大きくなってきたため、6/2に粉末の抗生物質を処方してもらった。(写真は6/5撮影)
img079(6/5)

上記で書いた通りの治療を続けて現在↓(6/16撮影)※上の写真は引き気味に撮ってるので5月のと比較してもらうと、はっきり分かると思います。
img078(6/16)

今朝手当した時には、小さいほうはさらに塞がり、針の穴程度の赤いぽっち程度になってました。
床ずれができてほぼ1ヶ月。大きな傷口が半分近くまで塞がりました。何ヶ月もかかると言われてる床ずれがが、このスピードで治っていくってなかなかすごくないですか? ほくとえらいぞ!Clap 
実は急激に良くなってきたのはここ数日で、ゼリー飲料とニュートリカルを食べさせてからなんです。(不幸中の幸いか??顔(汗)
てなわけで。完治までの期間の差は、案外ワンコの栄養に左右されてるのかもしれないなあ、なんて思ったり。←素人の私的見解。”じゃあ、治療法なんだったんだ”ってツッコミはなしで(笑)

まあ色んなことを書いてきましたが…
私が一番思うのは、今元気なワンコが老犬になる頃(10年後)には、培養皮膚とか人工皮膚の研究が進んでて、床ずれ治療ももっと簡単になってる気がするってことかな顔(汗) ←身も蓋もない?(笑)



ニックネーム とうこ at 12:25| Comment(0) | 床ずれ治療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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