2007年07月18日

一段落つきました(ほくとが永眠した夜)

突然、本当に突然”いつか”がやってきてしまいました。

皆さんに第一報をお届けした時のことは、はっきり覚えてなかったりします。たぶんカメラを取りにいった際に”報告しなきゃ”という考えだけで、書いたと思います。なので、ほくとは”温かかった”ではなく、”まだ温かい”の間違い(^^;)

というわけで、少し詳しくさかのぼってみようと思います。
今朝5:00。父親が仕事で起きた時、ほくとは息をしていました。静かに眠っていたそうです。5:30頃、”ぴくり”と動いたとのこと。しかしそのすぐ後、父が仕事に出る直前、いつものように声をかけて触れたら息をしていなかったとか。
それから母がただならぬ気配を察知したらしく、起きたのが5:40。すでにお線香が立っていたそうです。母はすぐに私を呼んでくれました。
私が階段を駆け下りると、ほくとは生前となにひとつ変わらずに眠っていました。顔も体も温かくて、息をしていないのが嘘のようです。
何度も顔をさすったり抱えたりしながら、頭に額をつけて話しかけてました。そのたび、目の端に映るほくとのお腹が動いているような気がして……何度もお腹と鼻に触れて確認をしてしまったほど。
しばらくすると、顔が少しづつ冷たくなっていきました。でも体の下に手を差し入れるとまだ全然温かくて、息をしていない事に矛盾を感じて現実逃避しそうになりました。

深夜、私がミルクを飲ませてあげた時も、私を見る目は全然しっかりしてましたし、自分でしっかりと”ごっくん”も出きました。飲み終わった後も、ゆっくりと呼吸をしながら静かな寝息をたててました。
一度は仕事に出た父が戻ってきた時に確認したのですが、亡くなる前に呼吸が荒くなったとかは全くなかったとのこと。もしかしたら、本当に眠ったまま、呼吸を止めてしまったのかもしれません。
そんな静かな最期ですから、仮に誰かが側にいたとしても全員が起きていたとしても、きっとその瞬間は確認できなかったように思います。そのぐらい静かな旅立ちでした。
痛みもなく旅立てたことが、なによりの救いです。
きっとほくとは自分の意志で、ひとりで旅立つことを決めたのでしょう。
私が1日家にいられる今日という日を選んで……
(実は今週は今日以外、外での仕事だったのです)

いっぱい”ありがとう”を言いました。
いっぱい”がんばったね”と褒めてあげました。
いっぱい泣きました。

2時間ぐらい泣き続けたけど、このまま泣いてるわけにはいきません。
ほくとのためにやらなくてはならない最後のお世話が残ってます。
まずは遺体をどうするか。
今日1日ぐらいは家で…とも思ったのですが、ほくとの魂はここにはありません。それにもし暑くなってしまったら、なによりもほくとの体が可哀想。少しでも涼しい時に火葬してあげたいと思いました。
幸いにも、市内に新しくできた火葬場には、動物専用の火葬炉が一基あります。しかもありがたいことに格安で個別火葬を行ってくれる。ただ1日3体限定。
9時の受付開始に電話を入れると、前日予約で2時半は予約が決まっていたので4時を選択。電話はとても丁寧に応対していただき、予約もスムーズに終わりました。今度は10時を待って、棺となるダンボールを探しに近くのホームセンターへ。
しかしほくとのサイズを納めるだけの大きいダンボールはありません。そこで私は、母が内職を請け負ってる倉庫に大きめのない?と訊いたのですが、そんなに大きいのないよ、との返事。でも念のため電話で確認してみたら、社長が「見に来てみなよ」と言ってくれたそうで、お言葉に甘えることにしました。
確かにダンボールはいくらでもあります。でもサイズは小さめのものばかり。諦めかけた時、奥から声がかかりました。倉庫で働く方が色々探してくれたおかげで、運良くちょうどいいサイズの浅めの箱が見つかったのです。ありがたくいただいてきました。(社長もその方もワンちゃんを飼ってるそうです)
帰りがけに花を買って、かかりつけの獣医さんにもほくとのことをお知らせして、お礼を告げてきました。

3::00過ぎ、いよいよほくとを棺の中へ。
寝ていた時に使っていたカバーを敷いて、ほくとを入れてあげるとあつらえたようにピッタリ。
父も一度戻ってこられたので、父母と私でほくとを連れて出発。
早めに着いたんですが、インターフォンで呼ぶ前に係の方が出てきてくれました。控え室で重さを量って、そこでもう一度お線香もあげました。葬儀がない分あっけない感じはありますが、火葬場での手順や方法は人とほぼ同じで、とても丁寧に扱ってくれます。ただ、手を合わせながら火葬炉へと入っていく姿を見た時は、やっぱりツラかった…。
でもほくとにとっては、待ちに待った解放の時間。そう思ったら涙はでませんでした。
40分ほどでお骨になってしまったほくとさん。骨は係の方が先にまとめてくだったので焼き上がりは見てませんが、骨は結構しっかり残ってたと思います。(最近は人の火葬でも、係の人があらかじめ骨をまとめておくことが多い)
背骨とかキレイだったし、1本、折れてないほうの犬歯も残ってました。
骨壺は売店で購入できるのですが、人と違って動物の場合、残る骨の量に個体差が大きいとのこと。そのためお骨を見てから骨壺を購入できるようになっていました。小さなことかもしれない。でも、この配慮がなんか嬉しかったです。
購入した骨壺は6寸。ほくとの場合この大きさだと、体の骨は砕いて頭蓋骨を納めることになります。でも、お願いしようと思っている霊園の合同墓所に埋葬する時は、どのみち粉砕されることは分かっていたのでこれを選択。
私たちが骨を納めた後、係の方に最後に頭部をキレイに納めていただいて火葬場を後にしました。
ほくとの火葬を担当してくださった方が、額に汗しながら、本当に丁寧に丁寧にほくとを扱ってくださったことが、とても嬉しかったです。
家に戻って、簡易仏壇を家の仏壇の隣に設置して遺骨を安置しました。合同墓所に納骨を行う49日まではこのままお骨を安置しておきます。

最後に。
短い間でしたが、応援してくだった皆様、本当にありがとうございました。ほくとのことを気にかけてくださった全ての方に、心からの感謝を…(^-^)

ほくと(北斗)2007年7月18日永眠。14才と8ヶ月。 15才。(19日訂正)

寝たきりになって7ヶ月。
いっぱい頑張ってくれました。そして、生きるということを教えてくれました。今は安らかに眠って欲しいと思います。

ほくと。虹の橋で先輩のワンちゃん達に仲良くしてもらうんだよ。犬(笑)

下にある”続きを読む”をクリックすると遺体の写真のみが掲載してあります。大丈夫な方だけご覧ください。


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遺体の写真を撮るのは良くない、と母に言われてしまったのであまり撮れてません。それに私自身動揺していたのか、ちゃんと顔を撮ってあげることができませんでした(^^;)

午前7時頃。(11時頃の間違い;)寝ているようにしか見えません。
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↓午後3時頃。棺に納めました。
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↓お骨になったほくとさん。
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ニックネーム とうこ at 22:17| Comment(15) | ほくとごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とうこさん、お疲れ様でした。
ほくと君、眠るように旅立ったのですね。
きっと、最期にとうこさんの姿を目に焼き付けておきたかったんでしょうね・・・。
それから、ありがとうって言っていたんですよ、きっと・・・!

ほくと君のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
Posted by ちぃ at 2007年07月18日 22:50
ほくとくん、苦しまなくて良かったですね。
そしてとうこさんがいられる日を選んでくれたのかと思ったら、なんて優しいいい子なんだと
涙が止まりませんでした。
ほんとに犬っていろんな意味ですごいですよね。
とってもいい顔してますね。
ほんとに幸せなワンコだったんだと思います。
Posted by はっち at 2007年07月18日 23:14
ほくと君、長い間とても頑張りましたね。
ご家族のかたもお疲れ様でした。
いま、ブログを見て声をあげてしまいました。
最後は苦しまず眠れたようでよかった。
とうこさんのメッセージ読みながら、数日前の動いてるほくと君のお顔が思い出されて仕方ありませんでした。
最期のお顔もきれいで、本当に寝てるみたいです。
ほくと君、安らかに。
Posted by だいちゃき at 2007年07月18日 23:40
ほくと君、頑張ったねぇ。
ホントに偉かったね。

 ほくと君ととうこさんの日々の穏やかな空気が伝わるこのページを見せていただいて私はとっても力を貰っていました。
 短い間だったけど、忘れません。
   虹の橋で待っててね。
会ったことはないけれど、ちょびが虹の橋に行った時にはほくと君がいてくれるって思えます。ほくと君、その時はよろしくね。
 ほくと君をきちんと送ったとうこさんはすごいと思います。私もそうありたいと思います。いろんなこと、教えて頂きました。心から、ありがとう
Posted by chobimama at 2007年07月19日 00:05
ほくとくん、今頃我が家の愛犬やりょうすけくんと会っているでしょうか?
最後の最後まで優しい顔で幸せだったのでしょうね。

長い介護生活、お疲れ様でした。
そんなやさしいものではなかったは思いますが、介護しながら一緒の時を過ごし幸せな時間だったのではないでしょうか?

15年前のほくとくんとの出会いを読んで、改めてすごいなと思いました。
なかなかできることではないと思います。運命的な出会いだったのでしょうね!

愛犬が寝たきりになり、介護のアドバイスをネットで探していてりょうすけくんに辿り着き、そこからほくとくんの生活を拝見していました。
そして我が家の愛犬が続けて逝き、りょうすけくんが逝きほくとくんが逝き。
四匹とも同期の虹の橋デビューで仲良く遊んでいると思います。

思い切り幸せに生きた15年8ヶ月でしたでしょう。
これからは元気だった姿と寝たきりになった時の笑っちゃうエピソードを楽しく思い出して感謝して供養しましょうね。
(半分自分に言っているようです・・・)

本当にお疲れ様でした。
ほくとくんにかわって「ありがとう!」
Posted by ミックス at 2007年07月19日 00:09
ほくとくん、よく頑張ったね。
天国でミントと遊んだら、一緒に早く生まれ変わってきてね。
ありがとう

とうこさん、お疲れさまでした。
最近知ったばかりだったのに…
すごく寂しいです。
ゆっくり休んで、辛い思いを少しづつ
癒していってください。
また来ます。
Posted by ミントママ at 2007年07月19日 00:18
とうこさん、初めまして。

少し前にミカわんちゃんのところでこちらを知り、それから拝見させていただいておりました。

ほくと君、長い間よく頑張りましたね。
苦しまず天国にいけたようでよかったですね。
今まで頑張ってきたご褒美でしょうか・・・。
ご家族の皆様方も本当にお疲れ様でした。

ご冥福をお祈り致します。
Posted by みらい at 2007年07月19日 00:25
りょうすけくんのところからほくと君を知り毎日頑張ってる姿に勇気をもらってました。
先日の地震で実家が柏崎なのでばたばたしててちょっとほくと君に会えずにいた昨日・・・・お星様になったんですね(涙)
虹の橋でりょうすけくんやお友達ワンコに会えて楽しく遊んでいることでしょうね。
とうこさんのほくと君に対する献身的な姿はいつも勉強になりました。
ありがとうございました。
ほくと君のご冥福をお祈りします。

とうこさんもどうぞ無理をされませんように・・・・
Posted by リッティー at 2007年07月19日 09:06
★ちぃさん>
最後の食事は、ほくとが見せてくれた優しさなのかな…と思ってます。
今は旅立つ数時間前に私の大好きな、”くりん”とした目を見せてくれたほくとに感謝。
ちぃさんとワンズ達には、精神的に本当に助けられました。ありがとうございました。
でもこれからもまだまだヨロシク♪です(^-^)

★はっちさん>
我が家の犬のために涙してくださるなんて、ほくとは幸せものです。ありがとうございます。
ある意味、本当に潔い幕引きでした。
その理由などは、改めてブログに書いていこうと思いますが、私も動物の本能ってすごいな…とつくづく思いました。
よろしかったらまだしばらくの間はお付き合いいただければ私も嬉しいです(^-^)

★だいちゃきさん>
驚かせてしまってごめんなさい。そして優しいお言葉をありがとうございました。
寝たきりのほくとが、元気な頃よりキレイになっていくのがちょっとだけ不思議でした。
毛並みも一時期より全然良くなってましたし。
きっと旅立つ日のための準備だったのかな…と今は思ってます(^-^)

★chobimamaさん>
こちらこそ。短い間でしたが、chobimamaさんには本当に多くのことを教えていただき、感謝でいっぱいです。ありがとうございました。
ほくととの生活が少しでも誰かの力になれれば、こんなに嬉しいことはありません。
ちょびちゃんには、ほくとの分もまだまだ頑張ってもらわなければ(^-^)
そして遠い未来、そのときがきたらほくとと遊んでやってほしいです。ヤンチャな暴れん坊だけど(^^;)逃げないでね。ちょびちゃん♪

★ミックスさん>
心強いお言葉、本当にありがとうございます。
本当に同じ時期に虹の橋デビューしたワンちゃん達、新入り同士ということで仲良くしてやってほしいです。
元気な頃のほくとは他のワンちゃんと遊べないヤツでした。(^^;) でも、これからはそんなワガママを言わず、みんなの輪に入れてもらって一緒に走り回ってくれることを望むばかり。
この7ヶ月は、ほくとには貴重な時間を与えてもらったと思ってます。
私が幸せだったのと同じように、ほくとも幸せだったと信じたい。
お互い、供養として楽しく思い出語りを続けていきましょうね(^-^)

★ミントママさん>
私も、もうしばらくは、皆さんにほくとを見続けてもらえると思ってたんですけど…
思いの外早い旅立ちとなりました。
寝たきり生活に飽きていたほくとさん、早く走りたかったのかもしれません。
きっとワガママ坊主のほくとのことだから、ミントちゃんに迷惑かけちゃうかもしれない。でも私の代わりに遊んでやってほしいと思います。
お気遣いいただき、本当にありがとうございます。

★みらいさん>
私もミカちゃんのところを通して拝見させていただいてます。
これだけ急に逝ってしまったのに、発作とか呼吸困難とか、そういう類の症状がでなかったことは神様に感謝です。(起きてる時に、呼吸が早い事も多くなってたのでちょっと心配でした)
お気遣いいただき、ありがとうございました。
タローちゃんにはほくとの分も長生きしてもらいたいです。目指せミカちゃん♪ということで(^-^)

★リッティーさん>
ご実家が大変な時に、ほくとのことまで気にしてくださってありがたい限りです。ご実家のほうは大丈夫でしたでしょうか? 被害がなければ良いのですが…
介護をしてる方は多くいらっしゃると思います。そんな中、私は随分楽をしてたほうだと思いますが(^^;)それでも、少しでも他の方の力になれたなら幸せです。
お気遣いいただき、本当にありがとうございました。
Posted by とうこ at 2007年07月19日 12:22
私もミカわんちゃんから、このブログを知り、見させてもらっていました。私自身もほくと君と同じくらいの、高齢犬を飼っていて、必ずくる最後の日を考えずには、いられないのですが、最後の日がこんなにも、穏やかにそして、安らかに永眠されたほくと君は、皆から愛され、本当に本当に幸せだったと思います。
Posted by あや at 2007年07月19日 23:26
★あやさん>
ほくとが幸せだったと言ってくださって、ありがとうございます(^-^)嬉しいv
”いつか”は必ずやってくるからこそ、色々と考えてしまいますよね。だからこそ私も願わずにはいられません。
あやさんのワンちゃんが、どうかほくとの分もいっぱいいっぱい長生きしてくれますように…ぴかぴか(新しい)
Posted by とうこ at 2007年07月20日 02:17
とうこさん、本当にお疲れ様でした。
ほくと君、眠るように旅立ったのですね。
我が家のアレックスもパパ&ママの間で眠るように逝きました。

ほくと君のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
Posted by アレパパ at 2007年07月20日 23:43
★アレパパさん>
お優しいお言葉、ありがとうございます。
そうなんです。静かな最期だったので、ほっとしてます。
アレックス君もパパとママの間で眠れたのでしたら幸せでしたね。
今ごろアレックス君やステラちゃんに遊んでもらえてたら嬉しいです(^-^)

Posted by とうこ at 2007年07月21日 02:18
久しぶりにパソコン開いて、ブログ読んだら・・・とてもびっくりしました。

まずはほくと君のご冥福心よりお祈りします。
そしてとうこさん、ご家族の皆さん本当にお疲れ様でした。

苦しまずに静かに最期を迎えられて何よりだったと思います。

これからもほくと君はとうこさんの心の中でずっと生き続けるし、ほくと君の中でもとうこさんはずっと生き続けるんだと思います☆
Posted by みほ at 2007年07月22日 01:04
★みほさん>
驚かせてしまってごめんなさい。
確かに、ほくとはいつまでも生きてますよね。そして私も虹の橋で待っててくれると信じてます。
お気遣いありがとうございました(^-^)

Posted by とうこ at 2007年07月22日 02:06