2007年08月04日

老犬介護を振り返る [排尿困難]

先日、コメントで”おしっこ絞りを教えてください”というお話をいただいたので、参考程度にまとめてみました。

●元気な頃に確認
1日の水分量。おしっこの量や回数。またニオイと色も確認しておきましょう。いざ介護生活に入った時、必ず役に立ちます。


●老犬の域に入ってるワンちゃんがいるなら。
立って歩くことができて自力で排泄できていても、先生と「おしっこ絞り」のことを話しておいたほうがいいかと思います。(実践しなくても)定期受診とか、病院に寄ったついででいいので。
それと、自力排尿できない日の限界も確認しておくといいと思います。(犬種によって違いもあると思うので)排尿がないと尿毒症になる可能性があるので注意が必要。他にも膀胱炎とか結石とか心配は色々ありますが、尿毒症は放っておくと命に関わるそうなので気をつけてあげてください。

●寝てる時間が半日以上のワンちゃんがいるなら。
自力排尿ができても、早めに「おしっこ絞り」を実践で教わっておくことをオススメします。ワンちゃんが排泄できなくなる原因のひとつは、老化による筋力低下によるものなので、必要となる日がくるかもしれません。でも、ワンちゃんを病院につれていけない場合は、少し柔らかめのゴムボールを持っていって、力加減を教わるといいんじゃないかなあ、と思います。ただ、先生が受け入れてくれるかどうかは分かりませんけどね(^^;)でも、膀胱が張ってる時の代わりになりそうだなって思ったので一応提案。

ちなみに泌尿困難は、おしっこ絞りに拘らなくても「利尿剤」を使う手もあります。ただ、利尿剤は「合う、合わない」がある気がするのですよ。合うなら、薬のほうが楽に出ると思うんですけどね。でも長期利用するのはどうのか…残念ながら私には分かりません。ほくとにはあまり効果が見られず、その間に私がしっこ絞りを偶然覚えてしまったので2日しか使いませんでしたから…(^^;)
また、カテーテル(管)を尿道に通す方法もあります。でも動物の場合、尿管が細いことと、動くことによるリスクが大きいのだとか。抜けるだけならいいけど、尿道を傷つける可能性もあるようです。なにかあった時、麻酔をかけられないリスクも含めて、老犬にはちょっとツライんじゃないかなあって思うのですが…私個人の考えとしては。
もし排尿困難で、有無言わさずカテーテル導入を提案されたら、リスクについてしっかり確認することをオススメします。

どの選択をするにしても、ワンちゃんが嫌がらないのがベストですよね。

●おしっこ絞り
以前もちと書きましたが、単純にいえば「膀胱を手で圧迫する」ただ、それだけのことなんです(^^;) でも、これが意外と難しいと仰る方が多いようで…
おしっこ絞りは獣医さんにお願いすると、いとも簡単にやってくれるそうです。でも、自分でやるとなかなかできない、という話が多い。
そこで提案。
「こうやるんだよ」って「しっこ絞り」を見せるだけの先生もいると思います。でもその場合は、自分にできるか実践をお願いしてみてください。「見た目より難しいって聞くので、試していいですか?」ってお願いすれば、断る先生はいないと思います。てか、断るような医者だったら病院考えたほうがいいような(^^;)
その時に「膀胱はここ!」って場所を、先生に手を添えてもらって教えてもらってください。 そこまでできれば、後は力加減と慣れですから。(先生が簡単だよ、っていっても鵜呑みにしないほうがいいと思う。だって相手はプロだもの(^^;))

ただ私は「偶然の産物」でしっこ絞りを覚えちゃったので、自慢でもなんでもなく、ごめんなさい。なぜしっこ絞りが難しいのか分からない……というのが正直なところです。(立てる子は経験ないので何とも言えませんが)
ひとつだけ思うのは、女性ゆえに膀胱圧迫に必要な握力がない、のができない原因ではないか、と。つまり、大型犬の場合、しっこ絞りは意外と力作業だということです。小型犬は全く想像つきませんが、小さいからこそ、意外と指先の力が必要なのかもしれないし。
私、手は小さいけど握力が結構あるんですよね。つまり、力があったから難なく出来たんじゃないかな、って思う。良いんだか悪いんだか分からないけど、わりと加減しないでぎゅっ!って押してたし(^^;)
まあほくとの場合は、「これ以上でないよ!」って時は鳴いて教えてくれたから、文句が出ないうちは「まあいっか」って感じでした。なにげにテキトーに、でも力任せ(笑) あ、男性の場合は力加減に気をつけてくださいね。膀胱破裂もあり得る話だそうですからあせあせ(飛び散る汗)

おしっこ絞りは実践じゃないと説明が難しいので、結局はかかりつけの先生に教えてもらってください、っていう結論に達してしまうのですが、少しでも参考になったら幸いです(^-^)
また、おしっこ絞りに限らず、自宅でできる事は早めにレクチャーを受けておくと、いざっていう時の選択肢が広がっていいかなあって思います。あ、もちろん素人判断せず、先生と相談して進めてくださいね。


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ニックネーム とうこ at 09:40| Comment(5) | 老犬介護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日ごろの健康チェック、大事ですよね!
ウチでは誰のオシッコか、誰のウンチかわかります顔(ペロッ)
それから、室内で暮らしてるワンコは室内でも外でも排泄できるようにしておくのも大事だと思います。

とうこさんのほくと君を思う気持ちといろいろ勉強したことが、こうして他のワンちゃんの役にたっていくんですね!
ほくと君の生きた証ですねかわいい
Posted by ちぃ at 2007年08月04日 10:51
ちっこ絞りがうまく出来ない話はいくつか読んだけれど、
難なく出来ちゃった話はとうこさまだけ。
この差はなんでしょうね??握力だけとは思えない。
“ボールを使って”の記載、経験者だからこそ分かる
貴重な話だわ。
利尿剤はすでに肺水腫予防で服薬してるちょびはきっと耐性もあるだろうし、ちっこ絞りが必要になるだろうなと思い、
先生にその時は手を添えての指導をと先日早々にお願いして来た執事です手(チョキ)
とうこさまの言う通り、手を添えては絶対、執事には必要です。
脈拍も説明だけじゃ取れなかったもの。
これからも、ほくと君の経験に基づくお話、ヨロシクお願いします。
Posted by chobimama at 2007年08月04日 12:52
★ちぃさん>
ワンズ、それぞれの特徴を把握できてるなんて、さすがはちぃさん!Clap
そっか。室内犬の場合は外でもできるようにしておかないと、それはそれで我慢に繋がる場合もありますよね。
おしっこの重要性って、ホントに年を重ねないと気づかないものですね。(人でも)

私の聞きかじったことが、少しでも役に立てば嬉しいですね。今もほくとにはなかった症状とか聞くと、つい調べちゃったりする変なクセがついてます(笑)

★chobimamaさん>
うん、ホントに分からないです。寝たきりじゃない子も多いので、立ったままのしっこ絞りが相当難しいってことなのかなあ??と推察するぐらいですね。立ったままだと、飼い主さんの体勢が中腰だったり、しゃがんだままだったり…うまく力が入らないと思うので。もう少し簡単に覚えられる方法ないものかしら…う〜む。
ボールだと、先生の力の入れ具合が、へこみとして見えるので分かりやすいかなあって思ったんです(^-^)v

ちょびちゃんのために、chobimamaさんも頑張って覚えてくださいねグッド(上向き矢印)
Posted by とうこ at 2007年08月04日 21:42
頷く場面の多い記事でしたぴかぴか(新しい)
今でも時折カテーテルの指導は依頼されるんですが(もちろん人間の;)私にとってはご老人の圧迫介助の方が難しく感じたりしてるので、とうこさんのコメを見てやはりそういったものも慣れが大事なんだなーと。犬は言葉で訴えないから何をするにしても最初はやはり不安もあるし難しくも思えるしといった感じなんでしょうねぇあせあせ(飛び散る汗)
取り合えず困ったら抱えてとうこさん地方に行くしかないなこれは(~_~;
Posted by あやぽん at 2007年08月05日 15:10
★あやぽんさん>
ご老人の圧迫介助もあるんですか。私、こっちは知りませんでした。(うちの祖母は自力で動けないので、カテーテル入れて長いし…)
私も、何事も”習うよりも慣れろ”って意外と重要な気がします。でも普通、犬相手だと加減しちゃいますよね。(^^;)
あやぽんさんなら、きっと出来ると思う。でも、お手伝いできることがあるなら、飛んでいきますよ。ばびゅーん、と(笑)
Posted by とうこ at 2007年08月06日 12:31